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いたはぎ

家具を製作する為に最初に板と板をつなぎ合わせ幅広の一枚板を作ることを板はぎと言います。
今日は一日中板はぎ、今まで何度もしてきましたが何度やっても神経体力を使う作業、午後からはビールの事だけを考え精神力を保っておりました、そんな今日は作業風景でも…
いたはぎ作業は木工の基本でもあり、それぞれの工房により独自のやり方もあるかとおもいます、弊工房では雇い実はぎを主体としております
板はぎで最も重要なのは正確なはぎ口を作ることなのですが、それがなかなか簡単ではない、機械を微調整して若干中を空かした形状に削ります。でココ大事!
確認!確認‼︎また確認!!!

まずはこんな感じではぎ口を作り、合わせて

端っこをグッと合わせて反対側が開かないか確認!そして逆も

それから縦にした板の端をズラして真ん中に支点が無いかも確認‼︎逆も

からの、真ん中をクランプで締めてはぎ口の端を互いに捻りずれないか確認!
この時クランプは少し締めるだけにします!ハンドル1/4回転程度。はぎ口がちゃんと出来ていたら指の力ではズレません。

からの、最後に光を透かしてみて光の漏れ方がいびつになってないかを確認‼︎‼︎
場合によってははぎ口を作り直したり、鉋で調整し、出来上がり♪
そんなこんなでビール頂きます。
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