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塗装祭り

微妙な雨や微妙な晴れ間で塗装を始め、木工作業には難しい日が続き湿度計をにらみ合う日々を送っております。
ここ2、3日は塗装するにはギリギリ許容範囲だった為、溜まった塗装待ちの家具君たちを一気に塗装です♪

先日、木工家さんが塗装工程の見学にみえられました。
木工をする際、塗装は必須なのですが、その塗装には色々な種類ノウハウがあり、どれを選択するかは、製作物、工房の設備や技術と感覚の問題と、いざ新たな塗装技法を導入しようと思ってもなかなか直ぐには出来ない物です。
その様な時一番の近道は実際に自身のモデルに近いやり方を一度目で見ることだと思います。
新たな技法を導入する際、上記した様に様々な問題があるなか、一番ネックになるのは、当然ですが、塗装の厚みや密度、工程や回数などの感覚的な問題だと思います。
ただ、経験がある方の仕事を見たことがある、と言う事で1つの基準のラインを設定する事が出来、後の細かい操作や身のこなし方はさほど難しい物ではありませんし、その基準に足したり引いたりとオリジナルの技術にすれば良いのです。
私は修行中に親方の塗装をいつも見ていて、何処までやれば良いのかという感覚を記憶していた事と、少なくともこのやり方で2~30年は大丈夫と言う自信が有り、独立後はそのまま導入する事が出来ました。
先日来訪された方は主にオイルフィニッシュを主体とされ、今回はウレタン吹き付けを導入するため、弊工房へみえられました、私の工房では9割はウレタン吹き付け塗装の為、逆にオイルフィニッシュのノウハウひ薄いです、次回は逆にオイルフィニッシュの見学に伺いたいと思っております。
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