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抽出しの仕込み

抽出しの仕込みをしております、書き方は引き出しの方が浸透しているかな?
引き出しの仕込みとは、若干大きめ作った引き出しを本体に干渉しないよう鉋で削り合わせていく作業

ただいま桐箪笥の再生修理中なのですが、かなり古い箪笥な為表の柾目を貼り直しして行き、引き出しは一度解体して悪い部分は交換して行きます、昔の箪笥は大体引き出しの底板に杉材が使われていた為割れてしまってますので今回は全て交換する事に。

こんな感じで木釘を使い底板を張って行きます。
さて今日中に全て仕込み塗装まで行きたいものです 汗
それにしても殺人的に暑いぜ‼︎
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GETする。

欲しかったモンスターをGETする事が出来ました、なかなかの出費なのでネットで情報収集する事3日、ようやく見つけ出しボールを投げるではなくマウスをポチッとしGET!
手元に来たのはその2日後、佐川急便のおじさんが届けてくれたモンスターは、、、
ジャーーン

岩田の2.5mm大口径ガン‼︎
まさにモンスター!(自分にとっては)
普段塗装時愛用しているのはアネスト岩田の重力式タイプですが今回は接着剤貼付の為にGETした次第です。
これでどんな塗料でも吹き付け出来ます^ ^✌️

たまには鉋仕上げ

今日は杉材の鉋がけ、通常鉋をかけた後ペーパーで磨いて塗装にはいるのですが、今回は塗装が無い為鉋をかけた状態が仕上がりにあります。
杉は柔らかく、普段の刃研ぎだと鉋仕上げの場合鉋の刃の角が筋として残る為、いつもとは研ぎを少し変えてます。
ツルツルピカピカ♪

長崎へGO

用あって長崎県立美術館へ行ってきました、
今まで行った美術館の中で一番好きな場所、と言うより長崎の街が好きなんです。
長崎市内は港湾部を中心に山沿いに街が広がり、中華街があったり貿易港だった為ヨーロッパの文化が古い建造物などに残っていたりと、歴史を感じる場所でもあります。
海沿いを少し歩くと海がとても美しい!長崎湾は日本一の造船所がある海沿いの工業地帯ですが、博多湾の様に閉鎖された港とは違い、沖に開けた地形であることや河川の流れ込みが少なく、潮の通りが良い事もあり、大きな魚が悠然と泳いでおりました。
そんな長崎へ移転したいなぁと本気で考えております(-_-)
handmade in nagasaki?

新作 キャビネット

ホワイトオーク キャビネットを製作致しました。


クロスした脚元が特徴のキャビネットです。
中棚はガラス板にし、背面の板は通常突き板ベニアを使用する事がおおいのですが、飾ることを楽しめる様背面も無垢の板にて製作しました。
w:500
H:900
D:375
🍁他材種、サイズなどご希望に合わせ製作致しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

朝からセミがうるさい(-_-)目覚ましにはいいかもしれませんが、ややイライラしながら起きるこの頃です。
うちは森の中に建物を半分突っ込んだ様に工房兼自宅があり、日当たりが良くない分ヒンヤリして真夏だけは気持ちが良いです。
しかし工房が森の中にある為、虫が凄い!夜玄関から帰ると虫たちも一緒にただいま~してしまいます、先日はセミが入ってきてて、夜家の照明で昼と勘違いしたのが、ジージー鳴きだしたり
最近では外の照明をつけるとカブトムシやらクワガタがブンブン飛び回ります。
カブトムシを捕まえに行く方、うちの玄関におりますよ!

キッチン扉

お部屋、キッチンのリフォームに合わせてキッチン扉のリメイクのご依頼
Before☟


after☟


リフォームされた床材に合わせてキッチン扉も同じホワイトオーク材にて製作、

ハンドルには先日金物屋さんで見つけたデットストックハンドルを。
ホワイトオークと黒の金物は間違い無い黄金パターンですね。

調色が大変

今日は組み上がったキャビネットの着色です。

木材そのものの色でも十分綺麗なのですが、やはり家の雰囲気に合わせて色を付けると更に良くもなります。
着色をする為にはまず着色剤の色を調色して行きます、メーカーが作る市販の決まった色もありますが、希望の色はなかなか無いものです、それに木は最初から色が有りますので着色する木によっても仕上がりの色は変わります。
今回は民芸品の様な濃い色に仕上げる為黒、赤、茶、黄を混ぜ混ぜしながら、試し塗りして拭き取り乾燥を繰り返し調色して行きます、今の時期は気温が高く拭き取りのタイミングを十分に検討しないと、仕上がりがムラだらけになる為希釈の量と拭き取りまでの時間のバランスを考えながらの作業です、大変難しそうに書いてますが、非常に難しいです(涙)

なんとか塗りあがりましたが、一箇所素地の関連でムラがでたのですが、大丈夫✌︎
上塗りでカバー出来る範囲でしたので良しとしましょう!^ ^

桐に虫

工房では古い桐箪笥の貼り直しをしております。
桐は軽量で伸縮性、防虫性、耐火性に富んだ衣類を守るには最高の材料です、ただ今は防虫剤や乾燥材などが普及し桐じゃなければならない理由は昔ほどは無いような気もします…
今貼り直しをしている箪笥は100年近くなる三方桐の箪笥、大切に使われてたみたいですが、やはり虫食い、痛みが激しく部分的に張り替えになりました。
なぜ、防虫性に優れた桐に虫が付いているのかと言うと、ここまで古い時代の箪笥は板と板の接着に米ノリを使用してました、その米ノリに虫が付いてしまいます
画像は杉ですが、同じく接合面に虫食いが有りました。
一度解体後接着剤にて貼り直します!
無垢材の家具は修理しながら受け継いで行ける物です、さらに50年100年と使い続けて頂きたいですね!

母校へ2

続在学中の懐かしさに浸りながら本日は久々の良い天気!工房にこもっております。梅雨明けはまだかぃ?
昨日母校へ立ち寄った際、実習場に手工具だけで作る組手を使用した枠がありました、懐かしい(^^
そぉそぉ!今は夏休み前の実技試験に向け黙々と練習をする時期ですね(^^
製材された材料にスミツケをしてノミで穴を掘りノコギリでホゾを作りピッタリとハマるように四方を調整して組み立てる、それを1日で!と言う試験です。
私が在校していた時も同じ事の練習を毎日毎日やりながら、 実際はこんな事手ではしねぇよー先生さん早く機械を使わせてくれよー(−_−;)なんて生意気な事を考えながらノコを引いておりました…が!
バリバリやっております(先生ごめんなさぃ)実は工房で箪笥やキャビネットを製作する際に使用する蟻組みと言う組手に関しては訳あって手工具だけで加工しております。

組み手を作るたびにスピードもクオリティも向上して来ました、因みにこの組手機械で簡単に加工も出来ます!
それを手で加工する訳はナイショ(^^と言うより同業から笑われちゃいそうなので…
訓練校のみなさん♪手工具の練習が出来るのも最初で最後かもしれませんよ♪道具の構造や刃が切れる感覚、、今のうちに精一杯やりましょうね^ ^
そう言えば、今朝は追い山でしたね!毎年毎年Facebookでみなさんの追い山ナウの記事を見てるせいか行った気になってます。(実は一度も見たことありません(−_−)ついでにドンタクも)